狭山ひかり幼稚園_園長先生通信

06-11月定例会の話 [2006年12月09日(土)]
11月定例会で話したこと


東 喜代雄
 
 ちょっとした出会い
 今しがた園庭でこんなきれいな葉っぱを拾いました。いくらでもある桜の葉っぱです。「きれいだな」「面白いな」、この思いが先ほど開いた「美術館ごっこ」の原点です。初めてブリジストン美術館に行ったとき、「これを子ども達に見せたい」「一緒に見たい」と思いました。30年前のことです。
 弱さは絆
 本日のゲストは浮ケ谷幸代先生です。誰かが先生のことを知って「面白い。聞いてみたい」となったのでしょう。「一期一会」と言いますが、ものごとに出会って「面白そう」「きれい!」と思うところから光り輝く宝を手にすることが出来るのですね。浦河べテルにおける講話の中で先生は、悲しみや辛さ、弱さ、障害こそ、人と繋がるきっかけ、コミュニケーションの絆とおっしゃいました。いやなことに出会うとき「嫌だ嫌だ。こんなところから逃げ出したい」と思うでしょう。しかしそうした辛さこそ宝、「弱さこそ絆」とおっしゃるのです。
 この子がいてくれるので
「この子がいるばっかりに私の人生はめちゃめちゃ」「時間は取られるし、好きなことはできない。この子さえいなければ私の人生はバラ色なんだけど」という人があるかもしれません。そういう人は子どもが手を離れても決して幸せにはならないでしょう。今幸せにならなければ10年後、20年後に幸せになることはないと思います。今子どもと共にある生活に喜びと幸せが見出せますように。
 ある園児がお母さんに向かって「もし悲しいことがあったら全部私にちょうだい。そうしたら私がぜーんぶイエス様のところに持っていくから」と言ったそうです。このことをお父さんに話すと、お父さんにも同じ事を言ったそうです。そこでお父さんは、「あなたも悲しいことがあったら、ぜーんぶお父さんにちょうだいね」というと、一瞬表情がぱっと明るくなって、「え?そんなことできるの。そうする!」と応えたそうです。私は感動しました。イエスは文字通り私たちの重荷を背負ってくださるのです。マタイ11:28 この奥義を体感している園児はやはりすごい! (ここで東家の子犬の障害について話しました。)<省略>
 危険な目にあわせない
 このところ金属製のスコップが倉庫に収納されたままになっています。どうして?と聞くと「振り回して危ないから」というのです。「危ないから使わないようにする」日本中で見られる構図です。そのため子どもは危険が予知できない、回避できないという循環になります。
 小さな危険ならむしろ経験させたほうが、大きな危険に会わなくて済むといわれます。からだ全体で危険の本質を知るからです。社会全体が危険から子どもを遠ざけています。ひかりでは保護者との信頼関係で乗り越えて行きたいものだと思います。
 親子クリスマス
今年はゲストに「小さな命を守る会」の辻岡健象先生を迎えます。子どもの出し物は聖誕劇です。どうか期待してお出かけください。

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