奥さんの徒然日記

2009年11月19日 Thu

「美智子さま」

きょういつものように午前中近くの買い物に出かけた私は、北大路通りと下鴨本通りの交差点付近にたくさんの警察官が出ているので、誰かVIPの為の交通規制でもするのかなと聞いてみたところ、天皇陛下ご夫妻がまもなくここを通ると言う。御所のほうから府立植物園見学に向かうそうだ。植物園は貸切りにしないそうなので、一般人も普通にはいれるということになる。遠巻きにでもお二人を見ながら園内を散策するのもなかなか貴重な体験かもと思ったりもしたけれど…。
ちょっと待ってみようと、買い込んだ野菜などかごに詰まった自転車を歩道脇にどけてしっかり道路にむいて待機したすぐその後、白バイやパトカーに前後守られた黒い車が目の前を通り過ぎた。開けた窓から美智子さまが手を振っている。一瞬だったけれど人形のようできれいな顔だった。
思わず私も手を振ってしまい、後から考えるとあまりに自分らしくもなくて気恥ずかしくなった。
でも、なんだか嬉しくもあったのだから、笑ってしまう。


2009年11月12日 Thu

「下鴨神社」

きょう、雨も上がり空気もすがすがしく良いお天気だったので、ふらりと自転車で下鴨神社にでかけた。風が強くて少しひんやりするけれど、気持ちがいい。
鳥居をくぐって本殿の前まで行ってみると、ちょうど「天皇陛下在位二十周年記念」の厳かな式を執り行っているところだったので、驚いた。そうか、きょうってそんな日だったのかぁ…と。装束の神官や巫女さん達が並び、権宮司(とお呼びするのかな?)の新木さんが文を読み上げ、雅楽の音色も響き、思いがけない場に遭遇した私は、なんだかいつものお参りが特別なお参りになってしまい戸惑い気味。でも行ってよかったかも。
帰りに、お祝いの記帳所に並ぶ人もなく空いてたので何気に記帳もしてみた。えーっ、私が記帳?


2009年10月27日 Tue

「tsuyuri」「kaniwa」

これまでたくさんの人の名前を聞いてきたけれど、きょうほど驚いたことはなかっただろう。
あるお客様のご予約名が「つゆり」様だった。どんな字を書くのだろうと想像してみたけれど、あまり思いつかないししかもどれもぴんと来なかった私。
なんと、栗の花が落ちる「栗花落」と書くそう。栗の花が落ちる頃が「梅雨入り」と重なることから「つゆり」と変化しこの言葉が生まれたと聞いて、そのなんとも風情のある、日本語の素晴らしさを凝縮したようなその言葉が素敵だし、しかもそれが名字だなんて…。ただただ感動してしまった。知らなかった、こんな名前が存在するなんてこと。
数年前、店の取材にきた広告会社の人の名前が「桜皮」さんで「かにわ」と読み、白樺の古称らしく、古く山上憶良(?)坂上田村麻呂(?)だったかの歌に読まれている言葉と聞いた、その時も本当に驚いたことを思い出した。その名前をつけたご両親の知識の深さにも感心したし、素敵だとも思ったものだ。
日本語は素晴らしい。奥が深いなぁ。


2009年10月25日 Sun

「MoMA」

お客様の着ている洋服やバッグ、アクセサリーとかによく目が行ってしまう。
先日ディナータイムに来店くださったお客様、名古屋からこの店のすぐ近くにある小劇場「GEKKEN」で演劇を観た後足を運んでくださったそうなのだけれど、親子三人のそのお嬢さんの指に光るリングが気になった。
ちなみにその劇は、息子さん演出作品だったそうで感激も新ただったことだろうと思う。その劇場ができてもう何年になるだろうか、年月を重ねるごとにどんどん発展して進化している様子がうかがえる、そんな注目の劇場だ。
お帰り際に思い切って声をかけその指輪を見せていただいた。なんと素材は強化ガラスだと言う。本当に、とにかく驚いた。見た目は淡い色合いの、柔らかなふくらみのある立体的なデザインで、とてもガラスとは想像しがたい印象。とても素敵だ。
さらに驚いたことは、彼女は、あのニューヨークの美術館「MoMA」のアクセサりー製作に携わっているとのこと。作品があの「MoMA」で販売されているなんて、素晴らしいことだと思う。誇りだしさぞ嬉しいことだろう。ご本人は謙遜してただ作ってるだけですからなどどおっしゃっていたけれど…。そこもまた人として素敵だった。
「どうぞずっとがんばってください。」と心から声をかけさせてもらった。
あー本当にセンス良い素敵な指輪だったなぁ。


2009年10月19日 Mon

「ビートルズ・ふしぎ発見?」

先日私たちと同じビートルズの大ファンのお客様が、食事を終えたお帰り際に「きのう、テレビの‘世界・ふしぎ発見’見ました?ビートルズ特集でしたよね。」とおっしゃった。「えーっ?全然知らなかったです。本当に?残念。」と私たち二人。後で新聞を見て、あー本当。気づかなかったなぁ。録画するんだった。
お客様とは、その時ちょっと他のお客様が立て込んでいたため忙しくそれ以上お話を詳しく聞くことが出来なかったので、いったいどんな問題が出されたのかなぁ…?気になることったら。
夫は、自分が見ていたら「そりゃ全問正解しかなかっただろう」と言うのだけれど、果たして…?どんなこと出題されたのだろう…?

気になることと言えば、10ヶ月くらい前にレンタルしたことのあるCDをついこの間また借りてしてしまったこと。すでに一度借りてちゃんとMDにもRECしていたというのに、すっかり忘れていた自分に驚く。
こんなこと昔はなかったし、もしかしてこれって脳の老化の始まり…?嘘のような本当の話だから、困ってしまう。


2009年10月17日 Sat

「ビートルズ」「太宰治」

ビートルズのリマスター版CDが発売され話題をよんだので、お客様からも何かと声かけられたりそのからみで話が弾んだりすることもあるので、それはそれで嬉しいものだ。ただ、HMVで何曲か視聴してみたけれど、私は特に心動かされたということもなく、いつものビートルズを毎日聴いて充分に満足している。
太宰治も生誕100年ということで、作品が映画化されたり、朗読の番組が企画されたりと、これもまたファンとしては嬉しいはずなのだけれど、実は、映画化はどんなものだろう?と思う。自分が心に持っている小説の世界をその良さを確実に壊されるであろうと思われるので、映画を観ようとは思わない。朗読は、時々テレビで見るが、これは良意かもしれないと思った。文章が生きていて。


2009年10月15日 Thu

「29年間」

この秋で「ルプティプランス」は開店29年目を迎えた。
本当に長い年月が経ったのだとは思うのだけれど、なんだか実感わかないような、ただただひたすら走ったり歩いたりしながらここまで来てしまったような…。
実家の両親と電話で話しをしていたら、なんと、私達がこの店をオープンした時、二人はまさに今の私の年齢、52歳だったというではないか。信じられない!気持ちだった。あまりに若すぎると思った。
そうか、そうだったのか…。
そう考えると、今の私はあまりに未熟だ。あの頃両親は頼りになる立派な存在だったし、今の私とは比較にならない気がする。どっしりとしたゆるぎない存在感、今うちの子供たち親である私達に持ってるだろうか…自信ないなぁ。
この店を切り盛りしながら、一生懸命この店を育て、そしてこの店に私も育ててもらっている気がする。日々いろいろ勉強させてもらっているし。
さぁこれからも、前に、未来に、一歩ずつ。


2009年10月14日 Wed

「英語は大変」

最近、ディナータイムにふらりとグラスワインを楽しみにいらっしゃる外国人のお客様が時々ある。これまであまりなかったことなので少し驚いている。私たちは、店の雰囲気も良い感じになるし大歓迎なのだけれど、そこで問題になるのが私の英会話力。本当に情けなくなるほどだ…。そして気持ちを上手く伝えきれず不安ばかりがつのってしまう。でもそこで、シャイな自分を捨てて思い切って話しかけること、それが上達に繋がる!と自身に言い聞かせながらなんとかがんばっている。
英語のドラマやニュースを字幕なしで見たりたまに努力はしてるのだけれど、そんなのじゃ全然ダメみたい…。
お客様は、散歩がてらだったり自転車でいらしたりで、気軽に立ち寄りごく普通におしゃべりしたり、音楽に聞き入ったりしてワインを楽しみ帰って行く。
あるアジア系の男性は、今はこの近くに一人暮らしだけれど奥さんとお嬢さんがもうじき日本に来るとのこと、また家族で来てくれるそうだ。
オランダから京大に生物学の研究で来日しているお二人は、北白川通りの国際交流会館の方に住んでいるらしく、京都大好きとのこと。日々自転車で散策しながら日本での暮らしを満喫している様子だ。京大では英語でほとんど事足りるし、日本語をあえて覚えるのは難しいそうだ。そりゃそうだ、と納得の私。


2009年10月13日 Tue

「急に寒く…」

久しぶりにこのページを開いてみたら、驚いた。
私が曼殊院の方に出かけたのが約一ヶ月も前とは…。本当に信じられない思い。振り返ると、確かに今年の9月はなんだかあっという間に過ぎてしまった気がする。何かと忙しくしていたのかもしれない。早かったなぁ。
そして、きょうはもう10月中旬。先週は台風の影響で強風の日があったり、ここ数日は朝晩の冷え込みがすごくて少しづつ秋の気配が感じられる京都。

そうそう、あるお客様がきのう「寒くて寝ごたつした。」とおっしゃった。私ははじめて耳にした「寝ごたつ」という言葉に、そうか、こたつに入ったまま寝たのか…、京都弁は奥が深いなぁ…、などと思いつつ、でもちょっとお行儀悪くない…?とやや不思議にも。
そしてお話していくうちに、「寝ごたつ」とは「あんかを布団にいれて寝ること」とわかり、もう驚いたのなんの。京都では、冬には「おこたして寝る」と言う表現があると初めて知った。「あんか」という懐かしい言葉にも触れて、そう言えば、私も昔々子供の頃は豆炭を入れたあんかを布に包んで寝たりしたかも…と。こう言うと私の歳がばれるが、すごく懐かしくなった。
ちなみにその方は、あまりに京都弁に感心するばかりの私に「でも‘寝ごたつ’という言葉は私が勝手に使ってるだけかも」と家族の皆さんと笑いながらおっしゃっていた。

歳がばれると言えば、きのう録画した映画「飢餓海峡」が1965年製作で、とても若い三国連太郎が主演だった。私が小学生の頃の映画だったのかぁ…。

なんと徒然なとりとめのない文章…で、おやすみなさい。


2009年09月15日 Tue

「曼殊院まで」

いつか修学院離宮のある山に行った時、その近くの曼殊院の辺りも散策してみたいなぁという気になった。そう言えば、うちから東のほうに歩いて高野川を渡るとすぐに、「曼殊院道」という標識があるし、あの道をずっと行けば…とガイドブックを調べてみたら、うん、行けそうだ。

北白川通りを越えると、急に山が近くなり坂道ばかりが続くのでいつの間にか息を切らし山登りをしている自分がいる。気になっていた和菓子の店も見つかった。こんなところに宮本武蔵の決闘場跡の下り松なんてあったのか…と驚いたりした。評判のお風呂屋さん、きらら湯も見つかったし、きらら漬の店もわかった。
結構な高さまで登ると、その山奥に曼殊院はあった。そうか、赤山禅院や修学院離宮を思えば、急な坂道が続くことはわかっていたはずなのに…。本当にへとへとになった。
手前に弁天茶屋があり、池に橋が架かっている。橋から池の中をのぞくと大きな鯉や亀がたくさん泳いでいた。すると、その橋から身を乗り出し池をのぞく私の周りにどんどん集まって来るではないか、鯉が、亀が…。やだ、餌なんて何も持ってないし、来ないで、来ないで、と心の中で叫んだ。でも、どうして?人がのぞくと本能的に集まるものなのだろうか?不思議だ。




100件中 最新1件目から10件目まで表示

≪Old ----- New≫

Top


☆Pdiary v.0.2☆ arranged by hacchi papa -20060804-