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□□ 競馬日記 □□





 2003/01/27 (Mon)
□ 有馬記念
S氏から借りたビデオで去年の有馬記念を見た。
うーん、目に付いたのは
1)ファインモーションの返し馬での動き
2)シンボリクリスエスのバネ
3)エアシャカールの馬体

確かにファインモーションは凄い。
レースそのものは残念だったけど、馬の動きは凄いと思った。あんな軽くポンポンした感じというのは見たことがないと思う。
10gぐらいしかないみたい(笑)。

シンボリクリスエスは直線の伸び足はまあ凄いから置いといて、それよりも歩様がなんか変なことに気づいた。ものすごく踏み込みが浅い。浅い踏み込みであれだけの推進力が出るということは、後ろにものすごいパワーがあるということだと思う。たぶんだけどダートも走れる。是非外国で走ってほしい。たぶん、タイプとしてはオペラオータイプだろう。血統はまるで違うけどね。

エアシャカールの馬体はいつ見てもすごいなぁ。この馬は種馬で成功するような気がする。体の能力は間違いなくあるんだから。

あとは・・・日本の競走馬ってゲートにすんなり入るねぇ(笑)。15頭とかのゲート入りがほんの何十秒で終わってしまう。ゲート入りで何分もスタートが遅れることに慣れてしまった目には驚きだ。
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 2003/01/22 (Wed)
□ 新年の挨拶
皆様、新年明けましておめでとうございます・・・・っていつまで待たせんねん!
はぁ・・・ほぼ2ヶ月もほったらかしにしてしまった。書きたいことはあっても、なんか、こう、・・・グダグダ・・・。

言い訳しても始まらんのでこれからはもうちょっと書くようにしよう、と気持ちを新たに頑張ろう。そこで一つ制限を外そう。特に競馬に関係しなくてもいいということにする。オフシーズンはそうそう競馬関係で書くこともないしなぁ。

さて、先週の日曜に決定したPferd des Jahres 2003がPaoliniになったのには驚いたけど、いろいろ考えた結果まあ仕方がないということで・・・・。消去法で言えば該当なしが本当は適当なのかもしれないけど。

散々言っているように個人的にはNext Desertが一番強かったと思うし、功績で言えば断然Borealである。でも、通年で活躍できなかったという点はいかんともしがたい。これでこの2頭を消去する人がいるのはやむを得ないことだ。しかも活躍が年の前半に限られて印象度から言っても、一般ファン投票では勝ち目はなかった。

Salve Reginaは結局混合GIを勝てなかった。牝馬にとって、これは最低条件なのではないだろうか。

すると残るはPaoliniしかいないということに・・でも去年は未勝利なんだよなぁ。個人的にはこれで消去した。ただ、戦争やサッカーでも言われるように日本人は局所的な勝ちにこだわるという感覚がある。これは普遍的なものではないらしい。現にPaoliniは獲得賞金でトップ、現実的には勝っているのだ。国際レーティングも高い。こういった要素を評価する人が多かったのだろう。

あと、心の中で、日本馬が海外で走る時と、ドイツ馬場海外で走る時の期待度の違いがあるなと思い当たった。結局、Paoliniは私的には外国馬なんだよなぁ・・・・だから海外で走っても心騒ぐものがない。長年ドイツ競馬を見てきた人たちはそうではないだろう。彼の活躍に高揚感をもったはずだ。それが投票行動となった。

もし来年Next Desertが香港に出るとなったら、それこそ心の中は大騒ぎになるだろう。ステイゴールドの時と同じぐらいね。
そうなったとき、本当の意味でPaoliniに票を投じた人々の気持ちがわかるのかもしれない。

ただ、やっぱ未勝利の年度代表馬というのはどうも納得できんなぁ・・・ここは一つ、Paoliniにはこういう声を吹き飛ばすような活躍を期待したい。
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 2002/10/31 (Thu)
□ あぁ、神様
通年でKeiba.deで行われていたドイツ重賞の予想大会が終了した。結果は2位。
まずまずの成績といっていいのだろうけど、途中大幅にリードした状態から最後にミスって2位とは・・・。最後のドボンはあれは不可避なので仕方が無いと思うが、リードした後の予想がまるで守りに入ってしまって点数の伸びを欠いたことが明らかな敗因だ。

競馬場でもいつもそう。大概、1、2Rのあたりで結構いいのが当たった(でもそれでプラス確定ほどではない)ときはトータルで負けてしまうのだ。当たった後に予想が守りに入ってしまう。それで何レースか外した後に「これはいかん!」と頑張って勝負して、それで最後に傷口を広げてしまうというパターン。なんだかなぁ。こういう精神的な揺らぎがある限りは勝負師にはなれんぞ。

究極的には、精神的な揺らぎなどまったく影響しない必勝法みたいなのを、自分なりに見つけることが必要なのだろう。もはや自分自身が精神修養してゆるぎない心を手に入れるなどということはないだろうし(苦笑)。いや、たぶん、それが本当に必勝法でなくてもいいのだ。何か自分がこれでいいと思える、最後にすがれる方法で、それで大丈夫だと自分が納得しているものであればよい。そういうものが一つあれば、それで精神が安定し、それが好成績につながり、それがますます自信となり・・といういいスパイラルに入れる。いわゆるプラセボ効果ってやつだな。幻想でもいいのである。とにかく自分が思い込めれば、それだけで効果が出る。

よーく考えてみると、これって宗教の効用とまったく同じのような・・・・。じゃ、競馬の神様、仏様というのもアリかもしれない。「教祖」と言うと一気に胡散臭くなるけど。世間に跋扈している予想家でこの域にまで達している人はいるのかな?大川先生は神様と言われるだけあって、少なからぬ人を救済しておられたような気もする。

え、宗教を冒涜してるって?
その逆のつもりなんですけど・・・。
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 2002/10/25 (Fri)
□ 長距離戦
ちょっと人待ちで時間が中途半端にあるので、長距離戦について少し考えていることでも書いてみよう。

こっちにきて長距離戦がとても面白く感じる。先々週のケルンで行われた長距離Listen(2900m)がとてもいいレースだった。Murghemという英国からの遠征馬が圧倒的一番人気だったのだが、この馬は英国でもListenを勝てるレベルの馬だから当然の人気といえる。そして、この馬は逃げた。逃げ馬だから逃げたというより、実力の違いを際立たせるための逃げ・・・馬はまったく掛かるようすはなく伸び伸び走り、向こう上面では5馬身ほどもリードした。それに多少なりとついていったのはSubiのTempelwächter一頭で、そこからまた5馬身ほども空いて馬群があるという感じだった。おそらく、ドイツの長距離戦の普通のペースではなかったのだろう。
Murghemは3コーナーからペースを落として息を入れ、4コーナーから直線に出るところでTempelwächterが追いついてきたところから追い出した。
普通ならここで勝負あったというところだが、この日のTempelwächterは違った。Murghemの外に合わせ、一緒に伸びる!後ろから追いついてきた馬は置き去りにされた。2頭の火の出るような叩きあいの末、Subiの渾身の鞭に応えTempelwächterが最後にグイッと差しきったのだった。

Murghemの敗因はおそらく、騎手が自信を持ちすぎていたことが原因だろうと思う。ひきつけすぎたためにTempelwächterも楽をしていたのだ。最終的なタイムはそれほど速くないことがそれを証明している。スタミナあるんだったらもっと行っちゃえば良かったのだ。Subiは馬に楽をさせることに関してはドイツでもピカイチの騎手だと思う。ぎりぎりのところでペースを調整しながら前との間合いをとり、無理せず離されすぎず・・・・Subiの真骨頂を見たような気がした。

こういう駆け引きが長距離戦の醍醐味だが、菊花賞や春天をみてもわかるように日本の長距離戦は面白くない。3000m走ったあとに上がり34秒なんておかしいじゃないか。キャンター+マイルみたいな感じである。もっとペースが上がって、駆け引きが見られる方が絶対面白い。京都競馬場というのも原因かもしれないなぁ。東京のダイヤモンドSはけっこう面白いんだよなぁ、毎年。後藤ユーセイトップランの大捲りとかあったしね。
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 2002/10/23 (Wed)
□ 回顧
Winterfavoritenのビデオを何度か繰り返し見てみた。単にEagleRiseの雄姿を見てほくそえむためだったのだが、いくつか気づいたことがある。まず、3コーナーで下がっていったように見えたEagle Riseだが、実はあんまり下がっていないことがわかった。カーブで内々を回っていた彼はカメラアングルの関係で同じ位置にいても下がり気味に見える。その上で前にいたGlad Hunterが一気に行き、それにつられる形でSoldier Hollowもまくっていったため、下がってしまったように見えただけだった。実際はSubiが上手く最短距離をまわして直線に向いたところではまだ2番手にいるのだ。

レースの主導権はGlad Hunterが握っていた。あの馬の勝負根性を生かしてSoldier Hollowを封じるために、
Helfenbeinはある意味玉砕的な早仕掛けを敢行した。SoldierのStarkeはGlad Hunterが相手だと思っていたのだろう、まんまとつられた。人気を背負う強い馬にテン乗りだからいたし方が無い。

一方、SubiはEagle Riseを最短距離で回し、仕掛けをギリギリまで抑えた。彼が猛然と追い出したのは直線に入ってしばらく経ってからだ。そこからの脚は、早仕掛けの2頭とは色が違った。結果はごらんの通り。

MongilのMinleyもかなり抑えて抑えて行ったのだがEagle Riseとは瞬発力の差があった。

総括としては、もう一度勝負したら、Glad Hunter, Eagle Rise, Soldier Hollowのどれが勝つかわからないぐらい拮抗していると思った。Minleyはスタートも良く、道中も上手く抑えて追い出しも完璧であの結果ということで3頭より多少落ちるか・・・。Glad Hunterの作ったレース内容は非常に厳しいものであったことは間違いない。
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 2002/10/21 (Mon)
□ 冬到来
近頃、毎日のようにしとしとと冷たい雨が降る。ドイツの冬が到来している。冬時間に切り替わる直前の今は、朝が暗い。8時になってようやくという感じで薄明るくなる。朝起きるのがつらい。

でも、日本は菊花賞ということはまだまだ暑いぐらいの気候だなぁ。3年前の菊花賞、快晴のもと体感温度35度の淀でナリタトップロードのロングスパートが炸裂したのをよく覚えている。あの時はトップロードがパドックで白くなるほど大汗をかいていたんで切ってしまったのだった。

何年か後、自分がどこにいるのかわからないけど、Winterfavoritenとともに暗く冷たいドイツの冬の到来を思い出すのだろう。最近、季節感は競馬とともにある。

・・ちょっとは日記っぽくなったかな(笑)。
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 2002/10/15 (Tue)
□ Eagle Rise
Eagle Riseが勝ちましたよ、マジで!
自分の直感も捨てたもんじゃないな(うんうん)。

いやぁ、でもレースはヒヤヒヤものというか・・3コーナーの勝負どころでズルズル下がっていったときはダメだと思った。でも、直線ジリジリと盛り返していつのまにか先頭に立って、そのままゴール!ゴール前は行けぇ!と叫んでしまった。なかなか役者ですな。

かなり長くいい足を使えることは確かだ。だが、勝負どころで動けないようじゃこの先思いやられるぞ・・・カーブがぎこちなかったり、手前を変えなかったり、他馬に遠慮したりしたのかもしれない。何か小さなトラブルでもあったのかも知れないが。

パドックで見た馬体はコンパクトにまとまっている印象で目立つほどではなかった。しかも、かなり落ち着いていて2歳でこれで大丈夫か、と思うくらい。レース後も平然としていたからかなり図太いのかもしれないな。顔はなかなかの美形で、目にも力がある。自分的にはこれは重要。馬体が成長し、レース経験を積んでいけば更に大化けする可能性を秘めている。今の段階でWinterfavoritenを勝てたのは素質のなせる業だと勝手に思っておこう。

Schuetz師はダービーに向けて距離不安を口にしているが、これはまったく当てにならないことはNext Desertが証明した(笑)。故障さえなければ、この勝利でダービーへの切符は手にしたと言える。素直に嬉しい。

一方、Yavana's Paceの引退が発表された。残念だけど、もう十分走った。お疲れ様。そしてありがとう。(でも、まだ引退撤回もありえるからね)
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 2002/10/12 (Sat)
□ Winterfavoriten
今週の日曜日はWinterfavoritenだ。1年とは早いものだなぁ。
一年前と違うのは出走馬のほとんどをどこかで目にしているということであり、もしかしたら日本にいた時よりも、もっと馬を見ていることだ。そして来年のダービー、それも独ダービーでChapmannに名前を連呼される馬を予想している・・・。一年前には予想もしなかったことだ。おそらく、何事にも奥手な自分ひとりではこのようなことには絶対にならなかっただろう。1年前の出会いというのは、振り返れば大きいのかもしれない。

2歳馬リストを眺め、Tiger Hillの再来を夢見て作られた馬だと直感したEagle Riseが出走する。正直言って根拠はあんまりないんだな、これが。母系がかなり違うし(笑)。ただ、デインヒルを自前で付けるのはかなり珍しい。このWinterfavoritenには今のところ一番強いかなと思っているSoldier Hollowが出るので、どのくらい奥があるかわかるだろう。あと、この前のAuktion Rennenで惚れたTartuffoも出るし、前走かなりの根性を感じたGlad Hunterも出る。凄く楽しみ。

ただ、馬券的には非常に悩ましいところだ。こういうとき、飛ぶとしたらEagle Riseなのだ。明らかに過剰人気になっていると思う。心情的にはEagle RiseとTartuffoだし、馬券的にはSoldier軸からGlad Hunter、Masvingo、Encantoなんだな。ここは割り切って単勝のみでレースを楽しもう。

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 2002/10/11 (Fri)
□ 雑感
凱旋門賞のマンハッタンカフェは残念だったなぁ・・・少なくとも大惨敗ということはないだろうと誰もが思っていたし、そこに「故障さえなければ」や「ドロドロ馬場にならなければ」という但し書きがついていただろう。当日の馬場状態、そして陣営の滲み出る色気から、みんなほんとその気になってたな。が、まあ最悪の事態ではないけど最も落胆するべき結末になった。
極論すれば運がなかったということになるのだろうけど、人間の色気が馬に無理を強いた側面は絶対にあると思う。結局、普通のレースという感覚で臨めるようになることが必要なんだろう、人の方がね。
そういう意味じゃ、勝ったゴドルフィンの陣営は経験を積んでいるからなぁ。

で、この中継を聞くために結局ラジオたんぱの有料配信を登録した。なんでドイツでは中継がないんだろう・・。が、ラジオたんぱのインタラクティブ配信は凄い。平場レース、裏開催まで全部聞ける。ドイツにいながらにしてPOGで取った馬のレース振りまで把握できるのだ。凄い時代になったもんだね。500円/月が安いかどうかは別にして・・・。
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 2002/10/03 (Thu)
□ Yavanaよ
カナディアン国際でYavana's Paceが3着に入ったと聞いて非常に嬉しかった。このレースにはドイツ馬のPaoliniもでていて、こっちの方が人気もあり勝つチャンスもあるというのに、ドイツ馬でもないYavanaの方が気になって仕方がなかった。重馬場だったからだと思うが、Paoliniは完敗だったようだ。でもYavanaの3着の方が断然嬉しい。やっぱり、Paoliniは目の前で一度も見ていないし、なによりも去年から一度もドイツで走っていないのに対し、Yavanaは目の前で3回見ていて、馬券的には煮え湯を飲まされたりしているうちに愛着が湧いてきた。あの勝負根性は目の前で見ると感動する。掛かり気味に逃げ、直線で馬群に沈むか・・と思ったところからしぶとく粘り、伸びてくる馬がいればそれに合わせて伸びる。今回のレースもそうだったようだ。勝った馬には最後は突き放されたが、あの馬はオブライエン厩舎の3歳2番手とも言える存在。ようやく本格化というところであの馬にはまあ、勝てない。でも、それと勝負にいったことで限界以上の好走で3着ということらしい。

が、そのレース中に脚を痛めていたそうだ。かなりの重症で競走能力喪失に近いらしい。調教師も引退と言っている。大西洋を越えた連闘と、本当に強い馬についていこうとしたことが原因だろう。限界を超えてまでついていこうとしたんだ・・・。残念ながら彼は子供に夢を託す能力を失っているから、もう、あの根性は見られないと思うと、とにかく悲しい。74戦を走り抜き16の勝ち鞍、入着すること25回(勝ち鞍を除く!)、収得賞金は100万ドルを軽く超えている。彼の走る姿は心に深くとどめておく。そして、まだ、ターフに戻ってくる望みは捨てていない。
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