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| 楽曲ガイド |
| モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス)作曲 弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458「狩り」 | |
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有名曲揃いの「ハイドンセット」の中でも最も知られた大定番曲。1stVlnの軽々としたパッセージなどがハイドン的なだけでなく、第4楽章の主題はハイドンの作品からの借用。俗名は冒頭のフレーズが狩のホルンを思わせるところから。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス)作曲 弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」 | |
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俗称は曲頭の和音遊びのような序奏から。「ハイドンセット」の最後を飾る有名曲。ハイドンを招いての試演に6曲セットをそろえるため、最後の1曲として試演日前のわずか数日で完成させたとの逸話が残る。冒頭部を除くと名前とは裏腹に明朗闊達でスケールの大きい作品。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ハイドン(ヨーゼフ)作曲 弦楽四重奏曲第67番ニ長調Op.64-5 Hob.III:67「ひばり」 | |
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俗称は第1楽章の第1テーマの印象から。献呈者のVln奏者トストを意識してか、1stVlnの名技性が強調されている作品。体育会系の練習は必要だが、どの楽章も弾いて楽しい。なお、Op.64の曲集は第2トスト四重奏曲集と言われる。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ハイドン(ヨーゼフ)作曲 弦楽四重奏曲第76番ニ短調Op.76-2 Hob.III:76「五度」 | |
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ハイドンの弦楽四重奏曲の創作の頂点を成すともみなされることの多い作品。俗称は冒頭の五度の主題から。各主題を関連させる構成感と自由闊達な筆致の融合が見事。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ハイドン(ヨーゼフ)作曲 弦楽四重奏曲第77番ハ長調Op.76-3 Hob.III:77「皇帝」 | |
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第2楽章が自作の「皇帝賛歌(現在はドイツ国歌)」の主題による変奏曲となっていることばかりが有名だが、意外に変奏曲としては凡庸で盛り上がりを欠く。むしろ他の楽章がすばらしく、全体としてバランスのとれた名曲。なお、作品76の曲集は「エルデーティ四重奏曲」と呼ばれる。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ハイドン(ヨーゼフ)作曲 弦楽四重奏曲第78番変ロ長調Op.76-4 Hob.III:78「日の出」 | |
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俗称は冒頭主題の印象から。重厚さと繊細さを求められる各楽章は、テンポ設定に悩まされるし合奏は意外と難しいが、やりがいのある名曲。なお、作品76の曲集は「エルデーティ四重奏曲」と呼ばれる。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ハイドン(ヨーゼフ)作曲 弦楽四重奏曲第17番ヘ長調Op.3-5 Hob.III:17「セレナーデ」(偽作) | |
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ハイドンファンだった修道僧R.ホフシュテッターによる作品と言われる。偽作ではあるが、それなりによくできているし、いまだにハイドンの弦楽四重奏曲集として楽譜が売られている。なにより第2楽章がピッツィカート上で1stVlnが歌う「セレナーデ」としてあまりに有名。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」 | |
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刻みの上にチェロが雄大な旋律を歌いだす冒頭から、いきなり「英雄」の世界。前6作と比べて飛躍的に充実度が高まっている点も「英雄」的で、この曲から第11番「セリオーソ」までが「中期」の四重奏曲と呼ばれる。各楽章が長大で集中力を切らさず弾ききるのは容易ではない。第3楽章アダージョすら難しい。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」 | |
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「不協和音」のように謎めいた序奏の後のハ長調の第1楽章主部は軽いが、迫力あるフーガ風の終楽章で大いに盛り上がる。ある意味、ベートーヴェンの四重奏の中で最もバランスの取れた秀作。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| シューベルト作曲 弦楽四重奏曲第13番イ短調Op.29 D.804「ロザムンデ」 | |
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第2楽章に「ロザムンデ」間奏曲のテーマによるアンダンテを置く人気曲。終楽章の3連符は難しい。ベートーヴェンの四重奏曲を初演したことで有名なシュパンツィッヒに捧げられた。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| シューベルト作曲 弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」 | |
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俗称は第2楽章変奏曲の旋律が歌曲「死と乙女」と同じであることによる。冒頭から劇的な第1楽章や、3連符が体育会的に忙しいが交響的な器の大きさが魅力の第4楽章まで、とにかく楽しめる。しかし、難しい。近年マーラー編曲の弦楽合奏版も普及してきた。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130 | |
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いずれも一癖ある、しかし素晴らしい6つの楽章からなる一種の組曲のような構成の作品。第5楽章カヴァティーナは作者自身が最も好きな旋律と語っていたもの。当初は現在Op.133となっている「大フーガ」を最終楽章としていたが、演奏者・出版者の要請で新たに作曲されたより単純なロンドに置き換えられた。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132 | |
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後期四重奏曲の中でも、いろいろな意味でバランスの良い傑作。第3楽章は「病が癒えた者の神への感謝」とのコメントがフランス語で書かれたモルトアダージョ。終楽章は第九交響曲の終楽章として準備されていた短調の魅力的な素材によるもの。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131 | |
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切れ目無く演奏される7楽章からなる。長大。第1楽章のアダージョによる情緒纏綿たるフーガ、シューベルトに似た迫力ある終楽章など、すばらしい音楽が随所にある傑作。弾き込むほどに楽しい作品ではあるが、人に聴かせて喜ばせるのは容易ではない。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| チャイコフスキー作曲 弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.11 | |
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計画された演奏会のために短期間で準備された作品。全編ロシア風味を押し出した作品となっているのは、聴衆を意識した曲の成り立ちからかもしれない。第2楽章が「アンダンテカンタービレ」として独立して非常に有名だが、他楽章も悪くない。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| スメタナ作曲 弦楽四重奏曲第1番ホ短調「我が生涯より」 | |
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自らの半生と耳が聞こえなくなった様子が描かれる自伝的作品。第1楽章は芸術への熱い思いと不安、第2楽章は若い頃に得意だった舞踏音楽、第3楽章は妻の思い出、そして第4楽章では民族音楽で生きる道を見つけた歓喜が最高潮に達したところで耳鳴りの描写と言われる高いE音が1stVlnに登場し、そのまま暗く終結する。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ブラームス作曲 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67 | |
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唯一の長調の弦楽四重奏曲であり、前2作とは打って変わって、気楽な明るさが横溢する。終楽章は変奏曲の名手ブラームスらしい見事な変奏曲。ヴィオラの旋律は多い。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ボロディン作曲 弦楽四重奏曲第2番ニ長調 | |
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全編ロシア的な甘い旋律の人気作。妻へのプレゼントとして書かれた。ヴィオラやチェロにも甘いソロがある第3楽章アンダンテは単独曲「夜想曲」として有名で、アンコールにも活用される。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ドヴォルザーク作曲 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96「アメリカ」B.179 | |
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弾いて楽しい超人気曲。アメリカ滞在中の作品であり俗称も「アメリカ」だが、新世界交響曲同様、実はどこまでもボヘミア的。ビオラ、チェロの歌いどころ満載。終結も大いに盛り上がる。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ドビュッシー作曲 弦楽四重奏曲 | |
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いわゆる印象主義音楽の最初の重要作品と目される傑作。ドヴォルザークの「アメリカ」と同じ1893年に書かれたとは思えぬほど近代的な響きが美しい。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ラヴェル作曲 弦楽四重奏曲 | |
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フォーレに師事していた時代の若書きだが、熟達した筆致で印象派室内楽の傑作のひとつに数えられる。リズム、テンポなど、ドビュッシーの四重奏よりは難しい。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| ヤナーチェク作曲 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェルソナタ」 | |
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ベートーヴェンのクロイツェルソナタをモチーフにしたトルストイの文学作品を読み、表現意欲をもよおしてしまったヤナーチェクが書いた「音楽による感想文」とも言うべき作品。バルトークともドヴォルザークとも異なる、暗くエキゾチックに燃焼する曲。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| バルトーク作曲 弦楽四重奏曲第4番Sz.91 | |
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第3番とほぼ同時期(1928年)の作品。中央の緩徐楽章を中心に5つの楽章を対照(第1と第5、第2と第4楽章が旋律を共有)に並べた特異な構成。が、慣れてくると、いわゆる現代音楽の中にも傑作と駄作がちゃんとあることが理解できるようになる曲。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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| バルトーク作曲 弦楽四重奏曲第5番Sz.102 | |
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全音階的な明快さが目立ち、この作曲家の個性と通俗的な要素が高度に両立している名作。1と5楽章、2と4楽章に共通性が見られるブリッジ構造の5楽章作品。(詳細) 編成: [2Vln/Vla/Vc] |
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