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■アメリカ人は英語絶対主義
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仕事で日本に来ていたあるアメリカ人が電話を渡しながら、なんと言っているのかと聞いてきた。ずいぶん前の話だが、電話の向こうでは不在で電話が通じないようなアナウンスが流されていた。英語で説明するのが面倒臭い気分だったので、英語が非常に得意な日本人に変わりに言わせてやった。するとこのアメリカ人、私に向かって「こんな簡単な英語も分からんのか」みたいなことを言ってきた。「こんな簡単な日本語も分からんのか」とそっくりそのまま言い返した、、、が、彼にとってはそれが当然という顔つきだった。
日本語を母国語とする日本人にとっては英語を話すことはそれなりの修得が必要であるし、英語を母国語とするアメリカ人にとっては日本語を話すことはそれなりの修得が必要であるという、お互い同じ土俵に乗っているという感覚が、通常の日本人にはある。あんたらも母国語以外を話すのは大変でしょうと。しかし彼らにはそういう相対的な感覚というのは、ないのだ。英語を話すことは普通であり、その他の言語を話すことは特殊であって、英語を話せないものは自分たちより劣った人間であるといった感覚が、存在する。 彼らがどこの国に行ってもその国の言葉を習得しようともせず、英語しか話さないのは、そういう心理が背景にある。一神教の絶対主義的な考え方がそれを支えているのかもしれない。
また別な時、アメリカから日本に遣わされて来た女性が仕事のことで私に質問してきた。初対面だったが誰かに私に尋ねるように言われてきたようで、挨拶もそこそこに自分が聞きたいことを喋りだした。ちょっと待てと。君は日本語が喋れるのか。ここは日本だ。喋れないのか。幸い私はちょっと位は分かるから、私がわかるように丁寧に喋れ。そう言うと、それなりに喋りだした。 迎合すると調子に乗ってくるので、最初にそれくらい言ってやった方が良い。
2006/03/15(Wed) |
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