 | この時期に活躍しているのが、我が家の火鉢たち。。 薪ストーブがメインの暖房ではあるけれど部屋のところどころで、暖を補ってくれています。三者三様で、ひとつは陶器もの、ひとつは角火鉢、ひとつは切り株をくり抜いた物。それぞれに趣もあって、長所も短所もあります。
陶器のものは一番のお気に入り。 淡い釉薬で描いた桜の彫りこみ絵柄が、とっても上品で素敵です。陶器ものは、火鉢に火をいれると、手を触れられないぐらいに陶器が熱くなります。火傷まではいかないけれど触ると熱いので用心が必要。でもこの熱いのが陶器の魅力であり、冷たい足先(靴下ごしに)を火鉢の縁に乗せると、足が暖まります!
角火鉢は繊細なホゾや組み物によって製作された一品。指物職人のしごとです。線の細い華奢なつくり、角は全て坊主面に仕立てられ、取り手も主張しすぎず、材の欅の美しさを引き立てるように意図された繊細で柔らかく品の良さを感じさせる納まりとなっています。角火鉢も個性いろいろです。ゴツゴツした骨太の粗野な物から、装飾的なものまで。そこに指物職人たちの個性があらわれています。こちら角火鉢は小さいから持ち運びがしやすいのが一番利点。ただ小さいからあまりたくさん炭を燃やすと、縁の木が傷んでしまいます。
最後は、欅の切り株の火鉢。実はこちらは建て主さんより頂いた一品。代々木地師の家柄の建て主さん、家を壊すことになり、そこにあった火鉢を頂きました。 木地師だったお爺ちゃんが製作されたみたい。大きな切り株の火鉢は、ちょっとしたカフェテーブルがわりに使えます。私はこの上で花を飾ったりとディスプレイ用の飾り台として使ったりもします。炭をいれると、それだけで雰囲気のある火鉢となります。難点は、重たすぎるので簡単には移動ができません。
その他に我が家のは、あと二つ、長火鉢があります。小さな小抽斗つきの火鉢で、七宝焼きの引き手がついています。こちらも指物職人の品の良さが感じられる一品で、陶器の火鉢と並んで私のお気に入りです。。
今の住まいに引っ越ししてくるまで、借家のため薪ストーブが設置できなかった為に、こんなにも火鉢が増えてしまいました。我が家の徳さんが石油ストーブでは、気分が悪くなるのもあって、火鉢暮らしだったのです。この時は、火鉢でダッチオーブン料理などもしたりと、かなりフル稼動して使ってましたっけ。今おもうと、ちょっとスゴイ..。
個性いろいろの火鉢に囲まれて、火のある暮らし。 心惹かれる炭火の灯り、薫り、穏やかな空気。 なんとも言えないほど私は好きですね。。
| 2011/02/12 |  |